【手打ちほうとう そば 藤原庵 に行って来た!】昇仙峡の奥にあるポツンと一軒家風のほうとう屋さん 勇気があれば!




’22 8/20

甲府旅行の下調べ時に相方が「何か美味しそうなところ見つけちゃったよ」

と嬉しそうに言ってたから自分も調べたらGoogleでは4.4の高評価!

昇仙峡の先の山奥にあるポツンと一軒家風なほうとう屋さんです。

「あっ 見つけちゃったよ!」感 生まれるような感覚と言うんでしょうか

少し勝ち誇ったような気持ちさえ浮かんでくるような感じでした。

もう期待タップリで現地に到着しました。

12時チョイ前の訪問で先客は3組。

外のテラス席が気持ちよさそうだったけど

よく見ると椅子が事務椅子みたいだったので座敷にしました。

・・・入る前は雰囲気よさそうと思っていた座敷も・・・

ボロイ・・・ そして汚い、、、、虚構でした。。。

パット見は河津の「ひぐらし」さんや 丹沢の「ふか沢」のような

感じだと思っていたけど・・・対極です。

壁に貼ってあるメニューから

生は危険そうだったので先ずは

瓶ビール¥600?   葡萄酒¥300はさすが山梨プライス!

お通しは

花豆と言うものらしいです。

さぁメニューを確認します。

・・・って言うか メニューが汚すぎます。。。

ファイルの中は黒カビがでているし外側も汚れがタップリついていました。

でも今思えば、この時点ではまだ期待の方が高かったような気がします。

事前リサーチで

キノコ か 山菜 の盛り合わせを期待していたけど

この時期なのでどちらも欠品中との事でした。

なので

岩茸の大根おろしあえ ¥400

キノコっぽい旨味は少なかったけど希少価値あります。そして安い。

こんにゃく¥400 を注文

自家製かどうかは分からなかいけどこれも満足の美味しさ。

それにしても出てくるのが遅い・・・

何だか素人感丸出しで手際が良くない気が・・・

他のお客の接客態度をみてると垣間見えてくるんですよね・・・

職人気質の方が「場所は辺鄙だけど美味しい物喰わすゾ!」 的な感じじゃなくて

何だか最近定年したばかりのオッサンが趣味で店始めました的な感じなんですよ・・・

あまりに配膳が遅いからか

食べてね! と山菜みたいのが出てきました。

注文してから1時間チョット!くらいでやっと

ほうとう三人前¥3300 が来ました。

ビジュアルは色見も中々良いんじゃないでしょうか。

麺は短いものを捻ってあるタイプで食べやすい感じです。 味噌味はしょっぱめ。

・・・ただ食べ進んでいくと

・・・ジャガイモ多すぎ。。。。。

ほうとうの3分の1くらいの量がイモ!

多分店先でも売っていたので在庫が沢山有るんでしょう。

大量に入り過ぎていて腹パンパン!

ほうとう と言うより ジャガイモ鍋に近い感じ。

食べても食べても 芋・イモ・いも・・・

しかも期待値が高く3人前を頼んだから尚更キツかった・・・

そして

手打ちそば 大ざる ¥1000

子供用に頼んだ物だけど・・・3口くらいで箸が止まる。。。

仕方ないので自分も食べてみましたが・・・

箸が止まるどころか全身が凍り付きそうになりました。

麺はまぁ普通にしても ツユが無理過ぎました。

どうしたらこんな味になるんだろうと思うくらいのデンジャラスさ。

今思えば店主さんに「この味で あってます?」って聞けばよかった・・・

ハズレなんて無いに等しい蕎麦界に突如吹き荒れたハリケーン。。。

自分はまだまだ世間知らず・・・完全に打ちのめされました。

後から相方に聞くと水がちょっと?みたいです。

水も自分の嫌いなタイプの焼酎のペットボトルに入れているんですよね・・・

それが多分継ぎ足しかなんかで劣化していると推測。。。

こんな銘水地でまさかの品質・・・食品衛生管理の重要さをこんな僻地で思い知らされます。

唯一感動レベルの美味しさだった「生山椒ラー油」ですが

蕎麦の衝撃に恐れをなして手にする事が出来ませんでした。

それにしても4.4・・・謎です。